幸太郎です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
しばらく前から入庫してましたフェラーリの修理が
完了しましたのでアップします!
F355 ベルリネッタです。 もちろんデザインは
ピリンファリーナ! ちなみに355の由来は
3500ccの5バルブって事。
さっそくリフトセクションへ。
ユーザーの訴えは、こうです!
『朝一エンジン始動するときは調子よくかかるんです。
ですが、少し走らせて、休憩がてらエンジンを一旦止めます。
その後、エンジンを再始動しようとするとかからないんです!』
要するに暖気後のエンジン再始動不可ってことですね!
今回困ったことは、当社の診断機とフェラーリのコンピューター
が通信できないということです。ユーザーからの問診と
現車の状態を見ながらの修理となります。
このような観点から私は仮説を立てました。
冷間時は調子よいと言うことは始動時の燃料増量はOK!
でも暖気後、エンジンを止めるとコンピューターは
リセットされる。 再始動するときは通常ならエンジンが
温まってる状態なので始動時燃料増量は行わない。
しかし、水温センサーの特性がずれていて、温間時でも
冷えてると判断し燃料増量をしてしまい、かぶってしまい
エンジンがかからない。
さっそく、水温センサーを交換します。
狭い・・・。
なんとか交換終了!
しかし、今回は複線を張ってました。
エンジン暖気後にカム角センサーがぼけてしまって
点火のための信号を拾えていないっという説!
ですのでカム角センサーも交換!
ここも狭い・・・。
無事に交換。
すべての作業を終了し、テストドライブを繰り返す。
その後、症状でず・・・。
完治だと思います!
おわり。